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おうちづくりに関わる「契約」について
寒い時期が続いていますね~。寒さにはめっぽう弱い福田です。
寒いからこそ食べたくなるお鍋…!
この間は奮発してカニ鍋にしました~
と、カニ鍋トークはこの辺で。
本日の本題の家づくりに関わる契約についてのお話です。
契約というと、
車の購入、家を借りる、携帯電話購入など、
「難しそう…」「ちょっと面倒」「書類いっぱい」といったイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。
でも実は私がスーパーでカニを購入した買い物も契約書はありませんが、「売買契約」という契約の1つなのです。
「住宅の購入」もその1つです。
多くの方は住宅の契約が人生の中で1番大きな額の契約になるのではないでしょうか。
また、「住宅の購入」に関わる契約って1つだけではないということ、ご存じでしたか?
おうちづくりに関わる契約は全部で4つです。
- ① 土地売買契約(とちばいばいけいやく)
- ② 建築工事請負契約(けんちくこうじうけおいけいやく)
- ③ 土地建物売買契約(とちたてものばいばいけいやく)
- ④ 金銭消費貸借契約(きんせんしょうひたいしゃくけいやく)
そう。4つも…。
何やら禍々しい感じがいっぱい並んでいてすでに「難しそう」空気が漂っておりますが、
どんな風に家づくりを進めていくかによって交わす契約の内容は変わっていきます。
簡単にご説明していきますので、現在 家づくりをご検討中の方はどんな契約をしないといけないのか、確認してみてくださいね!
じゃん!
まず皆さんの今回の計画は
自分たちで間取りも、キッチンなどの設備も、床も壁も…ぜーんぶ決める!という注文住宅でしょうか?
または
気に入った土地、さらにこの間取り、そしてこの設備なら満足~!きみに決めた!という建売住宅でしょうか?
ここで契約内容が変わってきます。
フローチャートの図に沿ってご説明していきます。
1.土地売買契約について
まず、注文住宅で建物を建てる土地の購入からお考えの方は
不動産屋さんと購入する土地に対しての契約を結びます。
土地が欲しい人「この土地、〇〇円で買います!」
不動産屋さん「売ります!」
~ハッピーエンド~
というものが「土地売買契約」です。
冒頭でお話したスーパーでのカニを買うのと同じく「売買契約」です。
土地とカニ(奮発したけど…)ではいくら同じ「売買契約」とはいっても
気持ちは全く違いますよね。
何百万円する契約になるといろいろ不安になることも多いと思います。
もし、土地の売買などでご心配なことがありましたら
不動産屋さん・住宅会社さんの担当さんなどにご確認ください。
2.工事請負契約について
これは土地がある方も、ない方も
自分のこだわりのマイホームを建てたい!という方は
建ててくれる住宅会社さんと契約を結びます。
家を建ててほしい人「この住宅(間取り、建物の仕様など)、〇〇円で建ててください!」
建築会社さん「はい!一生懸命 建築していきます」
~ハッピーエンド~
というものが「工事請負契約」です。
形のないものを建築会社さんとお客様とでお互いを信頼しあって作りあっていく、という契約になります。
どんな仕様になるのか、どの様な間取りになるのか、いくらになるのか、
工事の期間はいつからいつまでか、なども記載されます。
しっかり内容を確認して、納得してから請負契約を交わすようにしましょう。
当社でも、ご不安がある場合しっかりサポートしていきますので、契約前にご不安な方はいつでもご連絡ください!
3.土地建物売買契約について
こちらは出来上がっている、または作っている最中のおうちを契約する場合に結びます。
この建物、土地が欲しい人「この建物と土地、〇〇円で買います!」
建築会社さん、不動産屋さん「売ります!」
~ハッピーエンド~
これが「土地建物売買契約」です。
土地と建物がセットになった契約になるので、
土地のことも建物のことも説明があります。
この契約は建てた建築会社さんでも、お手伝いをできる不動産屋さんでも契約が可能です。
4.金銭消費貸借について
土地や建物を購入する際には
何百万、何千万というお金が必要になります。
「そんな大金一括で払えない!」という時に
金融機関がお金を貸してくれます。
お金を借りたい人「家と土地を買いたいのでお金を貸してください」
A金融機関「〇年返済、金利〇%で貸しますよ。
でもお金を貸している間は土地と建物をA金融機関の担保にします。
担保というのはもしお金を返せなくなったら土地と建物を売却して、貸したお金を返してくださいという約束です。」
お金を借りたい人「わかりました!約束します」
という契約がを金融機関と結びます。
せっかくのマイホーム。
無理な返済計画を組んでしまい、手放さざるを得なくなる事や旅行に行けない、お子様の教育資金が足りない、
なんて言うことのならない様に事前にしっかりとした資金計画を立てることが大切です。
私たちおうちの相談窓口は中立的な立場で、お客様の一生涯を考えた資金計画を立てるお手伝いをしています。
もし、ご心配なことがあればいつでもご相談くださいね
まとめ
いろいろな契約がありましたが、マイホームを持つには最低1つの契約はしなければなりません。
契約は一度してしまうと簡単には解約できません。
解約についてはお金を払って解約する場合や無条件で解約できる場合、
違約金が必要になってしまう場合、または違約金を請求して解除になる場合など様々です。
契約書や、契約約款(けいやくやっかん)(こういう場合はこうやって解決します!というガイドライン)は
馴染みのない言葉や言い回しが多く、
きちんと説明を受けても「何を言われているのかわからなかった…」なんていうことも。
または初めての事ばかりなので「何がわからないのか分からない」、
「質問ありませんか?と言われても…」という方が多いのも事実です。
契約後に違約金の発生やトラブルに発展してしまわないよう、
契約内容や契約物件について事前に確認することが大切です!
とはいえ…事前に確認って何を確認したらいいの?ということばかり。
だからこそ、
知識のある方や、
信用、信頼できるパートナーを見つけ、一緒に慎重に進めていくことが大切です。
その信頼できるパートナーの見つけ方ってどうしたらいいの?
そもそも、自分に合う土地やハウスメーカーはどこなの?
はじめてのおうちづくり、おうちの相談窓口でしっかり計画してみませんか?
不安を解消してハッピーライフ!
お気軽にご連絡ください。