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二世帯住宅、注意すること!!

2020年からスタートしたコロナ。それによるウッドショック。
ロシア・ウクライナ戦争によっての、資材高騰や、生活用品、電気代の高騰など。
この2年で
「家づくり」に関わる環境や、「家を作ってからの生活」に関わる環境は目まぐるしく変わりました。


家づくりを考えたとき「二世帯住宅」を検討する方も増えています。
やはり、いざという時にお互いが頼りあえることや、
土地を購入しなくてもいいなど心理的な面や経済的な面も検討理由のようです。

    

そんな中で今回は二世帯住宅にした場合、
どんなことを気をつけて、どんなことを家族で話し合っておけばいいのかの注意点をまとめました!

これから二世帯住宅を考える方、
いつかは同居を考えて家づくりをする方必見です!

 

注意1:ライフラインの取り付けをどうするのか

生きていくためには必要な、電気やガス。水道など。
こういったライフラインも二世帯住宅を建てる前によくよくご家族で話し合わないと
建築後トラブルの元に…!

電気、ガス、上下水道はどの位の使用量になっているのかをはかるメーターが各家に取り付けられています。

 

このメーターの数字を検針の方が見て、使用料の請求に当たります。

二世帯になると当然 子世帯、親世帯とそれぞれ電気を使う訳ですが、
このライフラインの使用料をどのように分けるのかは、かなり大きな問題に!

例えば、完全分離がたの二世帯住宅の場合、
親世帯、子世帯で別々にメーターを取り付けることによって
それぞれが使用している分をそれぞれが負担をすることが可能に。

完全二世帯にしない場合には、
住宅建築の計画前に、親世帯、子世帯でそれぞれ生活費の負担額を話し合っておく!
お金のお話は親子や家族と言えど中々話しにくい部分ではありますが、
建築後に家族内でいや~な雰囲気になるより
事前にしっかり取り決めしておく方がみんなが気持ちよく新居にお住まい頂けるので
事前打ち合わせおススメです。

 

注意2:音の問題

二世帯生活(じゃなくても)家族の生活音が気になる!ということは往々にしてあります!

アパートに住んだことがある方ならイメージ出来ると思いますが、
2Fでジャンプしたり、扉の開閉音は思っている以上に下の階に響きます。
また、壁を隔てて隣の部屋の生活音も意外と聞こえるもの。
特に親世帯が高齢になった場合に、テレビの音量が大きくなり、
「隣の部屋にいるけど、何の番組を見ているかまで分かる…」というのは家族と言えど少し気になりますよね。

そんな時には
●床を二重にして音を緩和する
●遮音マットをフローリングの下の下地部分にひき、下の部屋への音へ配慮する
●内装にコルクタイルやカーペット、畳など、音の響きにくい素材を使用する
●扉などを一気に閉まらない「ソフトクローズ」↓などを採用し、開閉音に配慮する

●トイレ、キッチンなど水回りの排水を遮音にする。
●上下で親世帯、子世帯で別れる場合は、下の寝室と上のリビングなどの配置にならない様に部屋の位置をずらす

などの対応が必要です。

 

注意3:二世帯生活が完了した後のこと

いつまでも、ずっと仲良く家族で暮らしていきたいけれど、時は止められません。
小さかった子どもは、大きくなっていつかは実家のマイホームを出て、一人暮らしをするかもしれないし、
元気だった両親も、いつかは…ということも。

折角家族みんなで住めるように、と作った二世帯住宅も、いつまでも家族全員で住めないタイミングも出てきます。

そんな時には空いた方の住宅をどうするのか、という遠い先のことも考えて家づくりをすることをおススメします。

例えば、左右での完全二世帯にし、もちろんライフラインも別々に。
そうしておくことで、ゆくゆく賃貸に出す、という選択肢も出てきます。

家づくりしている際はどうしても、「今の家族が満足できる家」に視点が行きがちですが、
家は建てて終わりではありません。
「建てた後も家族みんなが、ずーっと満足できる家にすること」。
長い視点をもって、家づくりを考えていきましょう。

 

まとめ

家づくりは考えることがとにかくたくさんです。

二世帯となると、
家族の人数が増え、世代差もある為 考えをまとめたりするのは大変です。

ですが、家を建てた後、家族みんながずーっと幸せになれる家を建てれるように
事前に家族でのお話は必要不可欠です。

何を、どう家族と相談したらいいのか。
二世帯住宅にする場合、他にもどんなことを注意したらいいのか。
など、ご不安なことはおうちの相談窓口でアドバイス出来ますので
お悩み事がありましたら こちらより相談のご予約をどうぞ!!

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