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新築住宅に関わる「登記」ってなぁに?なぁに?

きらっきらのクリスマスのイルミネーション
華やいだ気分になりつつ、ふとカレンダーが残すところあと一枚で
新しい手帳も手に入れて予定を書き込んでいるのですが
あれぇ?おかしいなぁ?一年って早くなぁい??と首をかしげてしまう丸山です。

新調した手帳にはまず「この手帳は私のものだよ」という意味と
「この言葉を胸に刻んで信念とする」という意識づけを込めて
自分へのテーマや好きな言葉や、歌詞をお気に入りの万年筆で
手帳に書き記すことにしています。
好きな言葉が増えていくのがちょっとした楽しみなのです。

そうそう、土地を購入たりそこにマイホームを建てたり際に「これは私のものだよ」という
「登記」と言われることが必要になのですがご存知ですか?
それってなぁに?今日は、そんな「登記」のお話。

● 登記ってなぁに?

● なぜ必要なの?

● 土地や住宅購入時の登記ってどんなのがあるの?

● お金ってかかるの?

● まとめ

登記ってなぁに?

「白は200色あんねん」と同様に登記と言ってもいろんな登記があります。
登記には、不動産登記、商業登記、法人登記、動産譲渡登記
債権譲渡登記、成年後見登記、船舶登記などのさまざまな種類があります。
漢字を羅列すると不思議とお経に見えてくる現象に陥るのは私だけでしょうか
前回のブログでも同じことをいってますね…

登記および登記制度とは、重要な権利や義務などを一定の事項を第三者に公示するため
登記簿と呼ばれる公の帳簿に所有者などに関する情報を記す行為で権利の保護、取引の安全のために行われるものです。

ざっくり言ってしまうと必要な人が見れるようにできる公的な帳簿に記載して
「これ今、私の所有です!過去にこういう権利の変更がありまして今こういう権利がついてます!」と主張するためのものと考えていただくとわかりやすいかなと思います。


なぜ必要なの?

例えば、土地ってどこにも自分の名前は書いてないですよね。
看板を立てている方はごくごく稀です。
知らない誰かがその土地に誰のものか名前が書いてないからいいじゃん
ここをキャンプ地として我が家を建ててしまおう!となった場合
「いや、あなたそれはないでしょ。ほらこの帳簿にここからここまでは
私のものって書いてあるでしょ勝手なことしないでよ」と主張するために必要なのです。

 

じゃぁ、土地や新築住宅購入時の登記ってどんなのがあるの?

・住宅を新築するために土地を購入した場合は「所有権移転登記」

登記簿には、その不動産の所有者に関する情報が記されています。
そのため、不動産が売買等で所有者が変わった場合は
登記簿に記されている所有者を必ず売り主から買い主に変更しなくてはなりません。
所有者に関する情報を変更することを「所有権移転登記」と呼びます。
不動産を売買すると名義変更が必要であり、その名義変更が所有権移転登記というわけです。

ざっくり言うと、あなたから私へ所有者が変わりました。名義変更しました!という必須の帳簿の記載です。
あと、この土地に登記上記載されている建物がなくなったら「滅失登記」というものが必要になります。

・住宅を新築した場合は「表題登記」と「所有権保存登記」

新築した場合は、新築の所在地、構造、床面積、新築された日等基本的な情報を登記する必要があります。
この登記を「表題登記」と呼び、表題登記は住宅が完成後1ヵ月以内に実施しなくてはなりません。
1ヶ月過ぎても可能ですが、申請義務のある人が申請を怠ったときは10万円以下の過料がありますので注意が必要です。


・住宅ローンで土地や住宅を新築や購入した場合は「抵当権の設定登記」

抵当権の設定登記とは、その不動産が担保に入っていることを記す登記です。
住宅ローンでマイホームを購入する際は、住宅ローンを貸し出す金融機関が購入する住宅を担保に取り
契約者が返済できない際は、金融機関は担保に取った住宅を競売にかけて売却し返済金に充当します。
住宅が担保になっている場合は、その情報も登記簿に記す必要があり、その登記を「抵当権の設定登記」と呼びます。

つまり、住宅ローンを利用して住宅を購入したときに行う登記ということになります。
金融機関が住宅ローンで貸したお金が返ってこないときに不動産を売って回収できる権利
住宅をオークションにかけて不動産を売却して貸したお金を返してもらうね!ということです。

 

・抵当権設定登記しないとどうなるの?

金融機関が住宅ローン利用させてくれません!
あくまで払えなくなった時のことを考えて担保にとるので、その実物がないと金融機関は融資をしてくれないのです。

・お金ってかかるの?

住宅購入における諸費用のひとつにこの「登記費用」というものがあります。

登録免許税法という法律で登記の種類ごとに、課税標準及び税率が定められおり
登記費用は登記の種類登録免許税率で計算されます。
非課税の部分もありますが(表題部の登記、所在地や建築年月日等)
登録免許税がかかるのは権利関係を記さなければならない部分「権利部の登記」です。

自分で手続きを行う場合にも、専門家に依頼する場合にも、必ず発生します。
登記は自分でできなくもないですが、少々煩雑なので費用を出して専門家へ依頼する方が多いです。

まとめ

・登記は、重要な権利や義務などを一定の事項を第三者に公示するため必要
・登記にも、いろんな種類があり、マイホームを建てた場合住宅が完成後1ヵ月以内に行わないと過料に処される。
・登記には、登録免許税が発生し算出方法は登記の種類ごとに、課税標準及び税率が決まる。

 

土地、建物、手続き、お金の先にマイホームがあります。
中古住宅、新築住宅、建売…
土地はあってあとは建物という方もいらっしゃいますが
ぜったいに切り離せないのはお手続きとお金。
土地にも建物にもお金がかかって今回の「登記」だけではなく
諸費用と言われるもの様々なものが結構な金額でかかってきます。


「え?土地と建物と消費税だけだと思っていたよ!」
「ほかにかかるものってなに?、ひょぇ…それも含めて準備必要なんですねぇ」
「気づかなかったことに気づけてよかった。知らなかったら後悔していた」

というお声をご来店の際にたくさんいただきます。
マイホームほしいけど不安だから相談にきましたと今も多くの方に利用いただいております。
マイホーム購入について不安なことありませんか?
ぜひおうちの相談窓口にご相談ください。

 

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