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HEAT20ってなぁに?なぁに?

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

皆様は、初詣行かれますか?
丸山は、毎年二年参りか松の内の間に行くことにしていて
本年は3日に震災の一日も早い復旧を祈願してまいりました。

駐車場に止めて、あたたかい車内からいざ神様にお参りをと
外に出たら途端に曇る眼鏡…
私は眼鏡を愛用していて、この時期は気温差で眼鏡の曇り止めをしているのですが
年末年始忙しくて失念していたら煩わしさにかまけて失念してしまっており…
眼鏡をふきながらやっぱり必要だよね!温度差に負けない管理方法って!と思ってしまいました。

そうそう、温度差といえばお家も外と内の温度差って避けて通れないですよね
特に新潟県長岡市は夏はあっちぇくって冬はさぁめえので過酷…
(地元民はわかってくれるはずこの発音)
以前、ブログにUA値(断熱性能)・C値(気密性能)のことを書きましたが
内気と外気の差って…気密断熱って…省エネって…エコロジーって
健康にいい家は…と研究技術開発をしてるチームがあったな…

今回は、それってなぁに「Heat20」のお話

 

「HEAT20」ってなぁに?

「HEAT20」はどこの何を基準にしているの?

「HEAT20」のおうちってなにがいいの?

まとめ

「HEAT20」ってなぁに?

正式名称は「一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会
英語名 Society of Hyper- Enhanced insulation
and Advanced Technology houses for the next 20 years
の頭文字をとってHEAT20と呼ばれています。

深刻化の一途を辿る地球温暖化とエネルギー問題ぼ為に発足された団体で
長期的視点に立ち、住宅における更なる省エネルギー化をはかるため、断熱などの建築的対応技術に着目し
住宅の熱的シェルターの高性能化と居住者の健康維持と快適性向上のための
先進的技術開発、評価手法、そして断熱化された住宅の普及啓蒙を目的としています。

メンバーは、研究者・住宅・建材生産者団体!
なんだか強そうでとっても頼もしそうですよね…
(丸山の頭の中にはシン・★ジラの曲が流れています)

目的をざっくり言うと

国の基準は諸外国と比べると正直ぬるい。
我々が考える明日の日本の住まいの方向性はこっちです!
エネルギーと環境と建物のコストの観点から

建築(断熱・遮熱・通風・日光活用等)
設備(空調機などの低燃費性能等)
エネルギーを創る(太陽光発電等)

これらをバランスよく調和して
住宅を技術力はこういう感じ開発して評価はこう!基準はこう!
みんなでこういう技術使っていい家にしていきましょう!と普及推進するよ!

という感じです。

「HEAT20」はどこの何を基準にしているの?


日本全国を8の地域に分けて各地域の代表的な暖房方式を調査・検討して
「冬期間の室内温度環境」と「省エネルギー性能」を踏まえて基準を定めました。

地域区分はこんな感じ
さぁめぇ(新潟弁で寒い)地域からあったけぇ(新潟弁であったかい)地域を8分割
雪国代表の北海道は「1・2」我が新潟県は、地域区分「4」ですね!
ちなみに沖縄県は冬期間さほど寒くならないので…HEAT20の対象外です

出典:一般財団法人住宅・建築SDGs推進センター

 

HEAT20は、国が定める基準やZEHよりも高い性能が求められます。
具体的には、冬期間に室内での体感温度を10℃〜15℃以上保つために必要な断熱性能を基準としています。
G1、G2、G3の3つのグレードがあって、数字が大きいほど高水準!

G1

冬期間の最低体感温度が、「1地域と2地域で、概ね13℃を下回らない性能」「3地域〜7地域で概ね10℃を下回らない性能」

G2

冬期間の最低体感温度が、「1地域と2地域で概ね15℃を下回らない性能」「3地域〜7地域で概ね13℃を下回らない性能」

G3
2019年に追加された新しい基準。
冬期間の最低体感温度が「すべての地域で15℃を下回らない性能」

 

数値でUA値(外気に触れる壁や屋根から住宅の室内の熱がどのくらい外へ逃げやすいかを数値化をしたもの)を
見るとZEHよりも数値が小さく熱が逃げにくいことがわかります。

 

「HEAT20」のおうちってなにがいいの?

そのめっっちゃ色々考えているHEAT20の掲げる基準で通風や日照も計算してお家を建てると、夏涼しく冬あったか。
エネルギー作って使うからエコで温度差の少ない気密断熱のいいヒートショックが軽減されるお家!
健康で省エネで家計にやさしいお家になります。

まとめ

◆HEAT20は国が作ったものではなく民間団体。
建築・設備・創エネルギーをバランスのよい建物を研究普及推進に邁進しているプロフェッショナル集団。


◆推奨基準は、日本全国を8つの地域に区分して体感温度が概ね10℃~15℃を下回らないように設定されている。

◆HEAT20はグレードが三段階「G1」「G2」「G3」がありG3が一番高い水準。
推奨水準は、国のH28年基準やZEH基準よりも高く設定されている。

◆HEAT20水準は、温度差のない快適でエコで自分で電気創って自分で使うコスパのいいお家。

 

え、じゃぁHEAT20でG3グレードが一番ならそれで建てたい!と思いますよね。
でも、やっぱり全部がいいお家って価格帯もなかなかハイグレード。
自分たちはそこまで本当に必要なの?
どこのメーカーがあっているの?
ハウスメーカーを比べてみたいんだけど…
そんな時はおうちの相談窓口をぜひご利用ください!
お悩みや不安の解消のお手伝いいたします。

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