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平屋が2階建てを建てるより値段が高いって本当??

ここ最近、おうちの相談窓口にいらっしゃる方のご要望でも
「できたら平屋にしたいんですよね~」
なんてお話がよく出るようになってきました。

最近 人気ですよね。平屋。
高まってますよね。平屋需要。
各住宅会社さんも「平屋」のラインナップをHP上でも掲載したり、
「平屋専門」の住宅ブランドを立ち上げたりしている住宅会社さんも多くなりました。

(出典:住友林業の平屋 GARND LIFE)

という私も自宅は流行にのって(?)平屋+ロフトです。

そんな平屋を考えるにあたって一瞬考えてしまうデメリットと呼べるべき部分を一つずつひも解いていく平屋のメリットデメリット!です。
まず冒頭の相談窓口にいらっしゃる方の
「できたら平屋にしたいんですよね~」の後に続く言葉

第一位 「でも、平屋って高いんですよね…」


を、今日は徹底検証していきます!!

 


題して 「平屋が2階建てを建てるより値段が高いって本当??」(毎回前置き長い)


 

早速答えですが
「高くなることも、安くなることもケースバイケース」です!!

って答えになってないやないかーい、というツッコミが入りそうなので、少し詳しくお話します。


そもそも、なぜ平屋が高いと一般的に言われるのか?

例えば
① 1F…15坪 2F…15坪  あわせて30坪の2階建て
② 1F…30坪 2F… 0坪  あわせて30坪の平屋
だと、生活する面積は一緒ですが、
家に必ず必要な 基礎の量が全く違います。
①は15坪分の基礎でOKですが、②は30坪分の基礎が必要です。
そしてさらに、家に絶対必要な屋根ですが、これも30坪分必要な方が高くなります。
(屋根に関しては、屋根の勾配(角度)とか、屋根の形によって面積が変わるので一概に倍になるとは言えませんが、
 屋根の面積は確実に平屋の方が多くなるので値段が高くなります)

ですので「2階建てと同じ面積を建てるならば平屋の坪単価は2階建てよりも高くなる」ため、
平屋は二階建てと比べると(坪単価が)高くなります。

えーやっぱり平屋高いじゃーん。無理じゃーんとなったそこのあなた!
果たしてそうでしょうか…?


例えば…
4人家族のAさん夫婦。間取りの要望は
①お友達や親せきの方が集まれるような客間がほしい!
 でも普段使わないと勿体ないから、普段はリビングと繋げてキッズスペースにしたい。
②子ども部屋は2部屋。それぞれに収納も。
③主寝室に収納も欲しいな
④家事動線がよい間取りにしたい
というご要望だったとします。

 

すると2F建てだとこんなプランが…

これで38.12坪。


平屋だとこんなプランが…

これで31.76坪。


え?6坪も小さくなってる?!
一体どこか?!
というと、2階建てなら必ず必要な「階段」が平屋にはいらないのです!
そしてさらに2階の廊下もいらないので…

各部屋の大きさは変えずに、6坪のサイズダウン(不要な部分だけ)が可能!


その証拠にこの平屋の図面、コピペ+反転を駆使して作成されています。
部屋の大きさが変わっていないので出来る芸当!!

かりに2F建てを坪単価100万円とします。
そうすると38.12坪×坪単価100万円=3,812万円。
平屋を基礎や屋根分で坪単価が2F建てより20万高い120万円だったとします。
やっぱ平屋は高いな~ってなりますよね?
でも、平屋だからこその不要部分で建物のサイズ自体6坪もダイエットが出来ているので
31.76坪×坪単価120万円=3,811万円。

…え?

いちまんえんしか、かわらないの??

ということに!!!


すごいじゃん平屋。高くないじゃん平屋。
という背景もあり、平屋人気が高まっているのではないか、と思います。

つまり、

坪単価はどう頑張っても平屋の方が高い(基礎とか屋根とか大きくなるから)
でも、階段部分が要らなくなるから図面によっては2階建てよりも小さく作ることが出来る為
総額では2階建てよりも高くなる、とは言えない!


という結論です。どや!

 

さて。今回は高まる平屋人気!
「出来るんだったら平屋がいい、けれど○○」の
第一位「平屋って高いんでしょ?」について考察しました。

平屋についての心配事、疑問点などまた考察していきますので
平屋をお考えの方、2階建てと迷っている方、また見に来てくださいね!!

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