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小さいけど注意しないと後悔するかも?! 引き戸編
天気が良いときはわりと窓を開けて生きていきたい 福田です。
ようやく天候も落ち着いて…(?)来ましたね!
花壇にもお花を植えたので、リビングの窓もカーテンも開けてお花を愛でているのですが
突然強風が吹くと勢いよくドアが閉まってすっごくすっごくびっくりします!!
さて、そんなおうちづくりには欠かせない「扉」のお話しです。
「引き戸とドア どう使い分ける?どっちがおすすめ?」という記事を以前書きましたが、
最近ではお若い方でも「老後の使い勝手を考えて特に1Fはなるべく引き戸で!」という方も増えてきました。
そんな引き戸も注意しないと後悔するかも が潜んでいます。
特に人気の高く、住宅会社さんでも標準採用として取り入れられやすい「レールのない引き戸の代表格 アウトセット引き戸」の実際の失敗例を挙げながら注意点をお伝えします!
そもそも、アウトセット引き戸って?
一言に引き戸といっても実は種類がたくさんあるのです!
図(平面図のイメージ)で見てみると…
という、3種類。
今回はこの中でも特に使用されることの多い「アウトセット引き戸」についてです。
アウトセット引き戸のメリット
特にこのアウトセット引き戸は壁に凹凸がないので、扉を閉めた時も、開けた時もすっきり見えるというメリットが大きいです。
引き込み戸もスッキリ見えますが、図でわかる通り施工が複雑になりコストが高くなることと、掃除のしにくさもありアウトセット引き戸の方が採用率が高いです。
また、引き込み側の壁に柱や耐力壁などの耐震上必要な構造部材が来ても、問題なく施工できる面も大きなメリット。
他にも、配線用スペースの確保もできるのでスイッチやコンセントを取り付けることも可能です。
と、メリットたくさんなアウトセット引き戸ですが…
小さいけれど注意しないと後悔するかも?!があるので
まさに今、打ち合わせ中の方やこれから間取りの提案な方、なるべく引き戸を多く採用したい方は要注意です!
注意点1:少し開けにくい
本来引き戸は上と下にレールを付けて戸車で引く、というものが一般的でしたが
お手入れの面やデザイン面から床のレールをなくしている引き戸がほとんどです。
今までは上下のレールで支えていたのものを、スッキリさを優先するために
下のレールはなくして、上のレールだけで支えています。
そのため、開閉時は若干扉が揺れたり、開けるときに少し力が必要だったりというデメリットも。
実際にどのくらい扉が揺れるのか、力が必要なのかはモデルハウスなどの引き戸を利用し体感することをオススメします。
特に小さなお子様の場合、力いっぱいに扉を引いて揺れが大きくなったり、逆に力が弱すぎて引き戸が開けづらかったりなどがあります。
注意点2:レールなしのアウトセット引き戸の床の使い分け注意
水回り(洗面、脱衣、トイレ)などのお部屋の床を水に強い素材に変更する方も多いと思いますが、
そんな時は要注意!!!
こんな ↓ 貼り分けになることが多いです。
こんな感じになると…実際は…
と、こんな感じで扉を閉めても隣の部屋の床が少し飛び出てくることも…!!
これを防ぐには打ち合わせ段階でどの位置に見切り(床と床の境目)を作るのかをよく確認することが大事です。
例えば、扉の真下で見切ると
と、スッキリきれいに見せることができるのです✌
アウトセット引き戸で仕切る部屋同士の床色、素材を変更する場合には注意して打ち合わせに望みましょう🔥
注意点3:隙間は多いため遮音性・断熱性には弱い
ドアが壁の外側をスライドするため、ピッタリ閉まるタイプのドアと比べると隙間ができやすいです。
扉を閉めても若干の隙間ができてしまうため、トイレなどの音が気になることも。
壁と戸の重なりを多めにとったり、
モヘアという毛を扉につけたりする対策もあるので、気になる場合は担当さんとよく打ち合わせすること!
まとめ
注意点1:少し開けづらい
注意点2:床の取り合い
注意点3:断熱性、遮音性にはかける
というデメリットとともに解決策をお伝えしました。
引き戸は確かにメリットも多いです。
昔まではデメリットだったレールについても解消しつつあります、
が!だからこそ生まれるデメリットもあります。
戸は毎日何回も開け閉めすることも多いので、小さな後悔がゆくゆくの大きな後悔とならないよう、
実際にモデルハウスなどで体感したり、
打ち合わせの場面で細かな部分まで気を配る必要性があります。
そんな…細かいところまで頑張れないかも…
引き戸以外にもそういうの心配なんだけど?!
という方!
そんな時こそ おうちの相談窓口長岡店・注文住宅の相談窓口新潟女池店にご相談ください!
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